鬱病

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2週間ほど前に初めて来院された鬱症状をもつ患者さんがとてもうれしいフィードバックをしてくれました。彼女は長年にわたる母親の介護疲れから鬱症状がではじめ、耳鳴り、不眠、食欲低下のため常に疲れが取れない状態が続いていました。鬱病の方のコンサルテーションをしていてよく思うのですが、ご本人も心身ともに日常生活に障害がでるほど困難な状態であるにも関わらず、ご家族のことを心配されたり、泣き出してしまったことで初診時間が長引いてしまったことに対してお詫びをしたりと、責任感が強く、細やかな気配りのできる方が多いように感じます。

 

先週の金曜日に新規の患者さんのレントゲンを撮っているときに館内放送で”Dr. Kato, XXX“と(XXXとはクリニック内で使われている暗唱コードで、今何人の患者を待たせているかアシスタントがドクターにお知らせする仕組みになっています)、私は4人も待たせてしまっていて4部屋の診療室の外をささっと素通りし一通り誰が待っているかを確認したのち順番に部屋の中に駆け込みアジャストメントをしていたのですが、その鬱状態の患者さんがその患者さんであると瞬時に判断できないほどとてもお洒落な服装だったので、今日は何か楽しいイベントでもあるのか聞いたところ、特に何かがあるわけではなく気分がいいからお洒落をしてきたのだそうです。最近睡眠が深くなり、左右の体重差が減り始めてから(彼女はスタート時は左に平均で20lbほどずれていましたが、今では許容範囲の3lb以内をキープできるようになってきています)、特に意識をするわけでもなくまっすぐ上を向いて寝れるようになったんだそうです。以前のブログでベストな寝る姿勢について書きましたが(仰向けがベスト、次に横向き、すぐにでも治したいのがうつ伏せ寝)彼女は以前は耳鳴りがひどくて眠れず横向きで耳を押しつぶすようにしてなんとか寝れるようにしていたのですが、今は上向きで寝る姿勢が自然と心地よく感じられるようになったのだそうです。

 

耳鳴りは残念ながらまだ解消していません。それをなくすのが私たちの目標ですが、彼女は、音自体が気にならなくなってきた、音がなっていることにストレスを感じなくなってきた、この状態をコントロールできるようになってきた、というのです。私は彼女のフィードバックを聞くのがとても好きなので(これだから大量に待たせてしまい放送で煽られるのですが)いつも興味深く聞いているのですが、彼女の母親は薬を大量に使っていて徐々に弱ってしまったそうです。私は薬を否定しません。なぜならば薬も手術も避けては通れない状況というのがあるからです。ただ彼女の場合はとても強い口調で、私は薬を使うことによって自分の母親のような人生を送るのが嫌だ、と言っていました。

 

症状が重い患者さんほど薬の副作用に苦しまれた経験が多く、それを手放すためにカイロプラクティックを訪れます。私たちは手を使ってアジャストメントをします。利き手のpisiform(豆状骨)という小指側の手首の付け根に位置している骨の部分を患者さんの首の上で滑らせることでひっかかり(言葉で表現するのはとても難しいのですが、動きがロックされている組織がある)動きが滑らかでない部分をpisiformで“はじき”スムーズにします。“はじく”程度ですので乳児でも安心して受けることができますし、患者さんによってはアジャストの最中にうとうとしている方もいます。先日の患者さんも「こんな力でなん十lbも体重差が戻って偏頭痛がなくなるんだからあんなにボキボキと首やら腰を捻ってるカイロってなんだったのかしら」とアジャストが終わったあと大笑いしていました。

 

は通常のカイロプラクティックを否定しません。なぜなら患者さんのリスポンスは患者さんごとに異なります。上部頸椎のアジャストが効かない方も中にはいます。最も大切なことは、何かを否定することではなく患者さんが治る方法を模索し続けることです。オプションはあればあるだけ治せる可能性が広がります。毎日、そして一生勉強です。

 

当院は予約制となります。お電話 734-821-8635(日本語ライン)またはメール drkato@lazarspinalcare.comにてご予約をお取りください。予約、診察、治療、ご相談、全てを日本人のカイロプラクターが日本語で対応致します。今まで数か所の病院で検査を受けたけれど「異常は見つかりませんでした。」「原因不明です。」と言われ悩んでいる方、通院して何度も治療を受けたけれど改善しないで悩んでいる方、治療をしている間は症状が治まっているけど通院をやめるとまたぶり返してしまう方、一度ご相談ください。

 

Dr. Mariko Kato / 加藤 真理子

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