予防医学の重要性

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人間が一番はじめに体を歪めてしまう可能性があるのはいつからなのでしょうか?出産時です。当院のドクターのひとりはライフユニバーシティー(アメリカジョージア州にあるカイロプラクティック大学)在学中に授業でレントゲンを撮りその時初めて「出産時にへその緒が首にからまってなかった?」とドクターに指摘され母親に確認してはじめてその事実を知ったそうです。彼は26歳まで週3~4回の頻度でおきるひどい偏頭痛に悩まされていたそうです。その指摘がきっかけで上部頸椎のアジャストメントを定期的に受けはじめ、彼の偏頭痛はいま月に1度あるかないかの程度にまで改善されています。

 

カイロプラクティックのアジャストメントはいつからはじめるものなのでしょうか?この答えは患者さんの目指すゴールの中にあります。例として50代で胃癌と診断されたと仮定します。なぜ癌が見つかったかというと検診に行ったからです。検診に行くきっかけとなったのは、例えば意図せずに体重が極端に減る、血を吐いたり便が黒くなったり、疲れやすいなどなんらかの体からのサインが気になってきたからでしょう。ではその癌はいつ頃に発生したのでしょうか?実はいまこうして記事を書いている私の体にも、今この記事を読んでいるあなたの体の中にも癌細胞は存在しています。癌細胞は健康な人の体の中にも存在しています。健康であればそのつど癌細胞を退治するリンパ球が癌細胞の暴走を抑えてくれています。年齢を重ねることで細胞の突然変異が積み重なり癌細胞が増殖し続け、免疫細胞であるリンパ球の働きが弱まると、癌細胞はやがて塊となり画像で目視できるようになりそしてはじめて「癌」と診断されるようになります。

 

健康な人の体の中にも存在する癌細胞を活性化させないため、免疫細胞であるリンパ球を活発に働かせるようにするために、ではいつからカイロプラクティックのアジャストをはじめればいいのでしょうか?それは火事になってから消防車を呼び火を消すのか、それともスプリンクラーを設置し日頃から備えるのか、どちらが被害を最小限に抑えることができるのかを考えると、おのずと答えが出てきます。被害とはお金だけではありません。お金よりももっと高価なもの、そして一度失うともう二度と戻らないもの、世の中で最も高価である時間の節約にもつながるのです。

 

日本人が生涯で癌になる確率、癌で亡くなる確率はそれぞれ男性63%と24%、女性が48%と15%、言い換えると2人に1人は何らかの癌になり、男性は4人に1人、女性は7人に1人が癌で亡くなっていることになります。今回は例として癌を取り上げましたが、先ほどのドクターの偏頭痛の例をみてみましょう。週に半分偏頭痛が起きていたということは生まれてから9490日のうち4745日間、頭痛でパフォーマンスが下がっていたことになります。彼は26歳で偶然にも原因を見つけ改善しはじめたので残りの大半の人生を痛みなく過ごすことができますし、20代でケアを開始したのでアジャストのリスポンスも良く早い段階で痛み抑えることができました。

 

メンテナンスが早ければ早いほど医療費と時間を節約することができます。20 代、30 代は多少のことは、体力と気力だけで乗り切ることができるかもしれません。ですが40代を過ぎた頃から基礎代謝は急激に低下していきます。同時に身体のあちこちに不調が現れ始め、それが身体からのサインだと気づきようやく健康への対策を始める。この対策のスタートはもうすでに『治療』のことが多いです。ですがもし体からのサインを感じる前に『予防』ができていたら『治療』は必要なくなるかもしれない。現代医療が『治療』から『予防』に舵を切ることができたら、副作用のある薬の使用を減らせるかもしれない、手術の必要性を減らせるかもしれない、そして医療費も減らせるかもしれない。

 

カイロプラクティックはアメリカではプライマリーケア(第一次医療)の国家医療資格として認められています。プライマリーケアとは、患者さんに不調があったとき1 番最初にアクセスされ、問題の治療、または症状によっては専門医の紹介、さらには継続的に健康状態をサポートするサービスを提供するもの、と定義されています。一人でも多くの方に上部頸椎テクニックの価値を知ってい頂き、痛みのない(またはコントロールできる)生活を送って頂くことが私の上部頸椎カイロプラクターとして目標です。

By | April 29th, 2021 | QSM3, Lazar Spinal Care., chiropractic, 予防医学 | Comments Off

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