三叉神経痛

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上部頸椎テクニックのクリニックに勤務していると、通常のカイロプラクティックではなかなか診ることのない症状の患者さんを施術することが多いです。三叉神経痛もそのひとつです。この症状の原因はいまだ不明で、歯科や耳鼻科疾患、ヘルペスや脳腫瘍、最近ではコロナワクチン接種後に落ち着いていた症状が悪化したと報告してきた患者さんもいます。三叉神経痛の場合、脳腫瘍をルールアウトする必要があるため専門医にてMRIをオーダーします。カイロプラクティックの適応外である場合を除外したのちに施術を開始します。

 

三叉神経痛の特徴として顔面の片側(まれに両側)に突発的な激痛が起こります。食事や深呼吸、洗顔、歯磨き、冷たい風にあたると痛みが誘発されます。三叉神経は顔の側面で3本に分かれ、ひとつがおでことこめかみ付近、ひとつが頬と上あご付近、そしてひとつが下あご付近をコントロールしています。この疾患の患者さんの精神面の特徴としては、様々な病院を訪れ検査をしても原因不明と言われ、長年の突発的かつコンスタントに起こる痛みのため鬱病を併発している人が多いです。

 

数か月ほど前から三叉神経痛の60代の女性の患者さんを施術しています。「2年くらい前から痛みに苦しんでいる」「病院で原因不明と言われた」「薬の副作用(皮膚失神、めまい、眠気)をなんとかしたい」「手術を勧められたがリスクが気になる」と初診時に話していました。数回の施術のあとすぐに痛みがおさまったのですが先日「ここ3回のアジャストのあと痛みが再発した」とのことでアジャストの後にBEMERセラピー(アメリカ食品医薬品局が指定するクラスII認定の医療機器です)を受けて頂き今は痛みのない状態をキープできています。

 

自閉スペクトラム症のご家族、パーキンソン病、三叉神経痛、坐骨神経痛、手根管症候群、胸郭出口症候群など(一般的に完治するということが難しいと考えられている症状)の患者さんに私達が必ず確認するのは明確な治療のゴールです。なぜなら上部頸椎カイロプラクティックは病気を治療するものではありません。症状を体の一部ととらえ痛みのない(または痛みをコントロールできる)生活を可能にすることをゴールとしています。そのためには症状が落ち着いたあともメンテナンスで通っていただく必要があることを説明しています。

 

治療を開始する際に、COREscoreの検査結果で患者さんの治療に対するリスポンスの速度を予測し、レントゲンで骨の構造の問題上ミスアライメントがどこまで治せるかを確認し、治療にかかる期間、通う頻度、金額、保険の適用額を明確にし、「患者さんが私たちに期待すること」と「ドクターが患者さんに期待すること」をお互いが明確に理解することが重要であると私たちは考えます。ドクターは24時間患者さんと一緒にいるわけではありません。患者さんとそのご家族、そしてドクターが協力してはじめて患者さんが目指すゴールに到達することができるのです。

 

当院は予約制となります。お電話 734-821-8635(日本語ライン)またはメール drkato@lazarspinalcare.comにてご予約をお取りください。予約、診察、治療、ご相談、全てを日本人のカイロプラクターが日本語で対応致します。

 

Dr. Mariko Kato / 加藤 真理子

By | June 22nd, 2021 | QSM3, chiropractic, depression, 三叉神経痛 | Comments Off

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